予防接種のご案内

 
当院をはじめてワクチンで受診して頂く際には、ワクチンスケジュールについてご説明させて頂きます。また不安なことや疑問点などございましたらお気軽にご相談ください。
 
 予防接種を受ける際は母子手帳を必ず持参してください。
 
 全ての時間帯で接種することが可能ですが、13:30~14:00は予防接種及び定期受診の方のみ受診できる時間帯になっております。風邪症状の方と接触しませんので、どうぞご利用ください。
 
 予防接種は基本予約をお取り頂き接種しておりますが、在庫がある場合は当日接種が可能です。確実に接種できるために、予約が取れなかった場合にはお電話をおすすめいたします。
 
ワクチンで予防できる病気に対しては、すべてワクチンを接種することを推奨しています。いまだ公費負担のないワクチンもありますが、現在日本で接種できるものは公費の有無に関わらず大事なものばかりです。接種開始時期になりましたら速やかに接種しましょう。
 
ワクチンの数が多くて大変ですが、医学的にみて同時接種は安全です。抵抗がある場合は単独接種でもかまいませんが、早く免疫をつけるために同時接種が理想的です。
 
 ワクチンの価格は医療機関により異なります。なるべく多くのお子さんに接種して頂きたいため、当クリニックではなるべく価格を抑えて提供しております。
 
 
 定期予防接種
 
札幌市の実施する定期の予防接種の種類は以下のとおりです。
下記の年齢の場合は無料で接種することができます。時期が過ぎると有料になりますのでご注意ください。
 
ヒブ(インフルエンザ桿菌)
 2ヶ月~5歳未満(初回3回、追加1回)
肺炎球菌
 2ヶ月~5歳未満(初回3回、追加1回)
四種混合(DTP-IPV)
 2ヶ月~7歳半まで(初回3回、追加1回)
五種混合(DTP-IPV-Hib)※1
2ヶ月~7歳半まで(初回3回、追加1回)
B型肝炎
 2か月~1歳未満(3回)
二種混合(DT)
 11歳~13歳未満(1回)
麻疹・風疹混合(MR)
 1期:1歳~2歳未満 2期:就学前の1年間(2回)
水痘
 1歳~3歳未満(2回)
子宮頸がん
小学6年~高校1年の女子(3回)(特例として平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性) 
※9才から15才未満の女児はシルガード9を選択した場合、2回接種も可能
日本脳炎
 6ヵ月~7歳半未満、9歳~13歳未満(Ⅰ期3回・Ⅱ期1回) 
(特例として13歳~20歳未満までの方も接種対象ですが回数により公費対象とならないことがあります)
BCG(保健センター)
 5か月~1歳未満(1回)
ロタウイルス
生後2か月から 
ロタリックス(2回)またはロタテック(3回)内服
※1 2024年4月1日以降初回接種の方
 
 任意予防接種
 
定期接種以外でも大事なワクチンはたくさんあります。おたふくのワクチン(12か月~36か月未満に3000円助成あり)や子宮頚がんワクチンは接種を強く推奨します。
 
対象以外・任意接種の料金(税込)~料金は医療機関により異なります~
※価格はすべて1回分で税込です。スケジュールがわからない方はお問い合わせください。
 
麻疹風疹混合ワクチン 
8,500円
麻疹ワクチン(要電話予約)※現在出荷調整中のため接種できません5,000円
風疹ワクチン(要電話予約) 5,000円
水痘ワクチン 7,300円
B型肝炎ワクチン 5,000円
二種混合ワクチン4,500円
三種混合ワクチン(要電話予約)4,500円
四種混合ワクチン 10,000円
五種混合ワクチン 20,000円
不活化ポリオワクチン(要電話予約) 9,000円
ヒブワクチン7,500円
小児肺炎球菌ワクチン(15価)10,000円
日本脳炎6,000円
子宮頸がんワクチン(ガーダシル)
16,000円
子宮頸がんワクチン(シルガード9)
26,000円
ロタリックス(2回内服)13,500円
ロタテック (3回内服)9,000円
おたふく*12か月~36か月未満に3000円助成あり5,500円(札幌市助成対象の方は2,500円)
肺炎球菌ニューモバックス(成人用/年齢により助成あり)(要電話予約)6,500円
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)2か月あけて2回(要電話予約)20,000円
季節性インフルエンザ(10月~12月限定)
6ヶ月~3歳未満1回3,000円
3歳以上1回3,500円
フルミスト8,000円
コロナワクチン未定
 
 
トラベラーズワクチン
 
当院で接種できるワクチンは以下のとおりです。ご相談ください。
 
髄膜炎菌( メンクアッドフィ)(要電話予約)23,100円
破傷風トキソイド(要電話予約))3,000円
A型肝炎(エイムゲン)(要電話予約)7,000円
 
★A型肝炎ワクチンについて★
海外旅行中に水や氷、生野菜や肉などの食品を介して感染することが多いため、発展途上国などへの渡航前には A型肝炎ワクチンの接種が必要です。
接種年齢:1歳以上
接種スケジュール:1回0.5ml、4週間後に2回目を接種。初回接種後24週で3回目を接種。
3回目を接種することで5年以上の抗体維持が認められます。)
 
詳しい情報についてはこちら
 
★髄膜炎菌ワクチンについて★

髄膜炎「菌」は、Hib(インフルエンザ菌b型)や肺炎球菌などと同じように細菌性髄膜炎の病原菌ですが、髄膜炎だけではなく、敗血症などの重症の感染症(IMD:侵襲性髄膜炎菌感染症)を起こす細菌です。

接種方法:1回0.5mlを筋肉内注射

接種年齢:2歳未満は接種できません。アメリカでは好発年齢前の11~12才に対して定期接種に推奨されています。リスクの高い人には、リスクの高い者に対しては3~5年後に追加接種することが推奨されています。

ワクチン会社のサイトはちら 
厚生労働省のサイトはこちら

ワクチン接種がすすめられる人は以下の通りです。

1. 髄膜炎ベルト地帯を含めた流行地へ渡航する人

2. アメリカなどの留学先で、髄膜炎菌ワクチンの接種を要求される人

3. 学生寮などで集団生活をする予定の人

アメリカでは好発年齢前の11~12才に対して定期接種に推奨されています。