小児科一般外来

小児科の専門医として、新生児から高校生まで幅広く診察いたします。
下記の症状が気になる方はご相談ください。
またご家族の方の診察も賜りますので、お気軽にご相談ください。
 
年齢特有の下記症状もご相談ください。
 
乳幼児期
湿疹が多い~食物アレルギー予防のために放置せず早期治療を推奨します
おへそがでている~臍ヘルニアの圧迫療法を指導します
夜泣きが強い、かんしゃくが多い~効果のある漢方薬があります
 
幼児期・学童期
背が低い
やせや肥満傾向
小学生になっても毎日おもらしする
頭痛や腹痛が多い
なんとなくだるい、めまいや立ちくらみがある
不安やイライラ、学校に行くのが大変 
 
ご心配なことやご相談したいことがございましたら、何でもお気軽にご相談下さい。
診察後、より専門の治療が必要と判断した場合には専門医のいる医療機関や総合病院へご紹介いたします。
 
<主な紹介先病院>
JCHO札幌北辰病院、札幌徳洲会病院、天使病院、KKR札幌医療センター、NTT東日本札幌病院、札幌医科大学病院、北海道大学病院など
 
 当院では症状に応じて漢方薬を処方することがあります。
漢方は保険診療で処方する薬で、民間療法ではありません。自然の生薬は体の不調な部位に働きかけ症状を改善させる効果があります。対症療法で症状を抑えるより、効果が実感できるでしょう。ご希望の方はご相談ください。
 
 アレルギー外来

食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎など、お子様や成人の方のアレルギー疾患の治療をプロトコールに準じて行います。
他院での検査結果をお持ちの方、すでに他院で治療をされている方は治療内容がわかるようにお薬手帳などをお持ちください。初診の方は、医師による診察後、看護師が指導を行うことがありますのでお時間に余裕を持ってご来院ください。
 
 食物アレルギー 詳しく知りたい方はこちら
 
必要最小限の除去を行いながら、食べられる範囲で摂取し耐性獲得を目指します。血液採取によるIgE抗体検査は補助診断であり、食物アレルギーの診断で一番大事な検査は「食物経口負荷試験(食べて症状がでるかを確かめる検査)」です。当院でも負荷試験を行っておりますが、症状が強くでると予想されるお子さんは総合病院にご紹介いたします。
 
なお、当院では卵アレルギーのお子さんに、『たまこな』(簡単に卵を定量摂取できる食品)による負荷試験を行っています。ごく少量の卵白で症状がでてしまうお子さんや、毎日少量ずつ食材で負荷するのが大変なお子さんに好評です。まずはクリニックで『たまこな』で負荷試験を行い、安全に食べられるか確認する必要があります。日々継続していくことで、より簡単に免疫療法を行うことができます。
 
たまこなについて知りたい方はこちら»
 
食物アレルギー問診票はこちら  (記載し持参して頂くと早く診察できます)
 
アトピー性皮膚炎 詳しく知りたい方はこちら
 
ドライスキンや痒みや赤み(皮膚の炎症)が長く持続します。アレルギーの有無に関わらず、皮膚のバリアの弱い方がアトピー性皮膚炎を発症します。保湿剤、適切なランクのステロイド塗布が基本でしたが、近年アトピー治療薬が格段に進歩し、状態が良いときもこつこつ塗布するプロアクティブ療法を行えば症状は必ずよくなります。皮膚の痒みでイライラしたり、集中力が低下したり、不眠になることもあります。お子さんが小さい頃からしっかり治療を行いましょう。
 
気管支喘息 詳しく知りたい方はこちら
 
咳やゼイゼイ・ヒューヒューして苦しい発作を繰り返す病気です。気管支の過敏な状態が持続しているため、発作のない時も予防薬を使用することが大事です。吸入のステロイドや抗アレルギー薬の内服を継続していきます。また、発作時は気管支拡張剤吸入やステロイド投与が必要になることがあります。必要があればアレルギーの検査を行い、6歳以降であれば呼吸機能検査(スパイログラム)にて評価することができます。
 
アレルギー性鼻炎 詳しく知りたい方はこちら
 
ダニやホコリが原因となり一年中症状がある通年性アレルギー性鼻炎と、花粉などが原因で一定の季節に限局して生じる季節性アレルギー性鼻炎に分類されます。アレルゲンの回避が一番重要で、抗アレルギー薬の内服やステロイドの点鼻薬で症状を抑えます。
近年、根本治療に近い治療法の選択としてダニやスギの免疫療法を行うことが可能となっています。当院では、ダニの舌下免疫療法を行っています。5歳以上の方であれば行うことができますので、ご希望の方は受診時にご相談ください。
 
 こころと発達外来

 
起立性調節障害や思春期の体調不良、心の相談、発達相談を時間をかけて行っております。
 
倦怠感やめまい感や頭痛が持続している、ストレスに腹痛や喉の詰まり感などの身体症状、不安感が強い、イライラが強い、チック症状、登園・登校しぶりなどでお困りな方はご相談ください。
 
学童期から思春期後半までの時期は、自律神経のアンバランスが起こりやすく、起立性調節障害を発症したり、こころの不調で悩みやすい時期です。
大人よりも狭い世界で生きている子どもたちが、逃げ場がなくストレスを溜めながら生き続けることは本当に大変なことです。
 
子どもたちの状況が悪く感じられるときは、家族の方も冷静でいられないと思いますが、ご家族の方と一緒に良い方法を探していきたいと考えております。
 
当院では症状の詳細をお聞きする【学童・思春期問診票】で問診を行っております。起立性調節障害と診断した場合には生活指導や薬物治療を行い、精神症状が強い場合には、不安やストレスを軽減したり体質改善を目的とした漢方薬を処方することがあります。また、うつ病や強迫神経症など、より専門性の高い心療内科などへの受診が必要か判断いたします。
 
まずは、お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。
 
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 低身長外来

こどもの体質には個人差があり、身長や発育も様々です。お子さんの身長が気になる場合は、成長曲線を描いてみましょう。同じ学年の中で小柄でも、-2.0SDから +2.0SD の中に入っていれば精密検査は必要ありません。但し、枠の中に入っていても1~2年で身長の伸びが悪くなっている場合は検査が必要になることがあります。

低身長の原因のほとんどは、遺伝や体質によるものです。しかし、なかには成長ホルモンが出ていない場合や、甲状腺の病気、染色体や骨の病気によって伸びない場合もあります。また、在胎週数に比べて小さく生まれて、その後の身長があまり伸びないタイプの低身長もあります。

また身長の伸びに関わる要因としては、栄養や睡眠や運動、心理状態(愛情やストレス)などの環境要因があります。また、身長はよく伸びる時期とそうでない時期があり、男の子では声変り、女の子では月経が始まるとその後の身長の伸びはわずかになります。

成長の記録や現在の体格から精査が必要か判断しますが、-2SD 以下の場合は、まずは外来で手根骨レントゲンや血液や尿検査を行い病気がないか調べます。乳幼児の場合は

総合病院をご紹介いたします。

受診の際には母子手帳やこれまでの成長の記録(健康カードなど)を持参の上、どうぞお気軽に受診してください。 

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 予防接種


早期からのワクチン接種を推奨し、初めてワクチンで受診の際には、スケジュール表をお渡ししております。

 
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料金や注意事項につきましてはこちら
 
 

 乳幼児健診・一般健康診断

 
10か月・1歳6か月・3歳児健診はお住まいの保健センターで無料で行っています。
それ以外で計測や健康診断をご希望する場合はたまわります。また入園や部活動のための健診も行っております。心電図は行うことができません。
 
検診料金や他自費項目の料金につきましてはこちら
 
 

 プラセンタ注射

受診歴のある方、またはお子さんのご家族の方限定です。
自費診療で行っております。お気軽にご相談ください。
 
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