花粉症について

花粉が原因となって起こるアレルギー反応の総称が「花粉症」と呼ばれています。

空気中を飛散している花粉が鼻や眼の粘膜に付着すると、くしゃみや鼻水、喉のかゆみやイガイガ感、皮膚のかゆみ、眼のかゆみなどのさまざまな症状が現れます。

本州で罹患率の多いスギ花粉症は北海道ではほぼありません。北海道で多い花粉症の原因アレルゲンは、シラカバ・ハンノキなどのカバノキ科、ハルガヤ・カモガヤ・オオアワガエリなどのイネ科、ブタクサ・ヨモギなどのキク科となっています。

現在スギ以外の花粉症は保険にて免疫療法が行なえません。症状を軽減する抗ヒスタミン薬の内服治療や、点眼、点鼻薬の使用による対症療法となります。

日常生活に影響を及ぼす症状の場合は積極的に治療を行いましょう。

 

口腔アレルギー症候群(OAS)について

 

花粉症と果物類とのアレルゲン共通性があり、花粉症患者に伴いやすい傾向があります(花粉果物アレルギー症候群:PFAS)。ハンノキ科(ハンノキ、シラカバなど)花粉症とバラ科果物(モモ、リンゴ、キウイ、イチゴなど)、ブタクサ花粉症とウリ科果物(メロン、スイカ)などが代表的です。発症は学童期以降に多くなります。

原因食物が口などの粘膜にふれることによって症状が現れます。原因食物を食べた後、多くはすぐに口からのどの症状(口やのどのかゆみ、ヒリヒリ感、イガイガ感、唇の腫れなど)が出現します。まれにアナフィラキシーが起こることもあります。