発達・こころの問題
子どもの運動発達・精神発達には個人差があり、ゆっくりでも問題がないこともあります。周りに比べて遅れているのではとご心配な方はご相談ください。
専門の医療機関での精密検査が必要な場合は適切な機関をご紹介いたします。
 
また、不安症状、ストレスによる身体症状、チック症状、登園拒否や不登校などでお困りな方はご相談ください。
大人よりも狭い世界で生きている子どもたちが、逃げ場がなくストレスを溜めながら生き続けることは本当に大変なことです。
子どもたちの状況が悪く感じられるときは、家族の方も冷静でいられないと思いますが、ご家族の方と一緒に良い方法を探していきたいと考えております。
当院では思春期の方には症状の詳細をお聞きする問診を行っております。治療が必要と判断した場合には、不安やストレスを軽減したり体質改善を目的とした漢方薬を処方することがあります。
また、うつ病や強迫神経症など、より専門性の高い心療内科などへの受診が必要か判断いたします。
 
まずは、お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。
 
小児特定疾患カウンセリング料の算定につきまして
 
小児特定疾患カウンセリング料は、18歳未満の患者さんやそのご家族の方に対して、心の相談や身体的不調の相談など、日頃の生活や環境について医師がしっかりとお話を伺い一緒に考え、日常生活を安心して過ごしていただけるように適切なケアを提供するために算定するものです。
2024年6月1日の診療報酬改定で「小児特定疾患カウンセリング料」が以下のように変更になりました。
(1)初回 800点
(2)初回カウンセリングから1年以内の期間:月の1回目600点、月の2回目500点
 
2年以降は点数が変わります。
保険診療となりますので、子ども医療受給者症をお持ちの方は助成対象となります。
これまで算定していなかった継続治療のお子さんも診療内容によって改めて算定を行うことがありますのでどうぞご了承くださいますようお願いいたします。