2017/5/15
漢方

吉木伸子先生に漢方を学ぶ
昨日はツムラさんの漢方セミナー～皮膚科編～でした。
講師は、スキンケアや美容皮膚科領域の著書多数の「よしき皮膚科クリニック銀座」吉木伸子先生でした。とても楽しみにしていました。
 
こういう生薬が入っているこんな漢方で、ほらこんなに皮膚がきれいになりました！という症例が沢山ありました。沢山の漢方の中から、体質や証をみながら処方するエッセンスを学んできました。
 
小児科領域では、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、尋常性挫創（にきび）の患者さんが比較的多いのかなと思います。どれも一応治療のガイドラインがあり、西洋薬も各製薬会社から多数でています。
 
一旦治療ガイドライン通りにすすめることが多いのですが、どうしてもあと一歩上手くいかないことがあります。そういう時に私もご両親やお子さんと相談しながら漢方薬を処方しますが、時に劇的に効果があることがあります。治る力を引き出すというか、漢方薬にはそんな「体質改善薬」的な役割があるのです。
 
あとは、もう少し飲みやすかったら・・・。小児科領域ではそこがネックですね・・・。