2020/12/10

クリスマスツリー飾りました♪

なかなか根雪にならない異例の12月ですね。
雪かきをしなくて良いのは大変嬉しいのですが、ウインタースポーツが好きな方にはちょっと寂しいシーズンかもしれません。
 
クリニックでは先日クリスマスツリーを飾り、窓際なども装飾いたしました。
子供達にとっては1年で最も大好きなイベントであるクリスマス。
クリニック受診時に、子供達の気持ちが少しでも明るく楽しくなってくれたらと願っています。
 
さて、いよいよ勢いを増してきた新型コロナですが、クリニックではインフルエンザワクチン接種のピークを過ぎ、幸い密な状況ではありません。
しかし近隣の園や学校でもクラスターではないもののCOVID-19陽性と診断された方もぱらぱらと出てきています。時間帯を確保し細心の注意をはらい、診察を行っております。
 
子どもにとっては風邪のウイルスと言われており、今や無症状でも軽度の鼻汁でもコロナではないと診断は出来ません。
私達医療従事者も、万が一の時に濃厚接触者とならないように可能な限り感染対策を行いながら診察しております。
ガウン装着やフェイスシールドでいつもよりちょっとおびえてしまうお子さんや、「ねーねーなんでこんなの着てるの~?」と喜んでくれるお子さんもおりますが、中身は変わらず笑顔で頑張りたいと思います。
 
本来、感染症を主に診療していた小児科では、今発熱外来のあり方が議論されています。
体調の悪いお子さん達がたらいまわしにならないように、それぞれのクリニックで出来ることの役割分担をきっちり行い、診療していかなければと思います。
 
最後に、外来でよく聞かれる「風邪と言われたら登校してよいと言われたのですが風邪でしょうか?」という質問などに、クリニックでお渡ししている「登園・登校の判断基準について」の文面を載せておきます。個々の医療機関で対応が違う場合もありますでご理解をお願いいたします。

 

登園・登校の判断基準について  

Q.風邪という診断がつけば登園登校して良いと言われたが、風邪でしょうか?

A.コロナは子どもにとっては風邪症状(微熱、軽度の咳や鼻汁、軟便)のみのこともあります。現在のところ検査適応の方は限られていますので、検査をしない限りただの風邪かコロナかの判断は出来ません。万が一のため、風邪症状がある場合には登園登校をしない方がよいですが、マスク着用の有無、鼻汁程度の時は登園登校可能なケースもあると思います。熱がある、咳が出ている場合は、感染させてしまう可能性が高いためお休みしてください。

Q.熱や咳などのある児の兄弟姉妹の登園登校は可能でしょうか?

A.個々の学校等で少しずつ対応が違うようです。風邪症状だけではコロナかどうかは判断できません。本人の症状がなく、お休みしている児に熱や咳がなく症状が軽い場合には登園登校してよいと思いますので学校と相談してください。

Q.アレルギー症状であれば登園登校出来ると言われたがアレルギーでしょうか?

A.アレルギー症状も風邪をきっかけに発症することがあります。急に咳が出てきた、鼻汁が多くなった、のどが痛いなど一時的に症状が悪化した場合には、少し症状が落ち着くまで休むほうがよいでしょう。その後咳が強くなければ登園登校可能だと思います。