2022/10/31
新型コロナ

乳幼児のコロナワクチン開始します
今日はハロウィンでした。
連日の日本シリーズの好ゲームに勇気や感動を頂いた数日間でしたが、昨日隣国では信じられないような痛ましい転倒事故が起こりました。
 
楽しいはずのイベントで、いとも簡単に多くの人の命が失われてしまったのは残念でなりません。一体ハロウィンとは何のお祭りなのかと今更のように検索してみたりしています。
 
さて、ついに日本でも6ヶ月から4歳のお子さん達のコロナワクチン接種が始まります。11月2日以降、対象の方に随時接種券を郵送すると札幌市から通知がありました。
 
最近では、ワクチンを接種していない乳幼児や小学生などで周囲に明らかな流行がなくてもコロナ陽性となる確率が増えており、これまでワクチン接種をしていなかった世代に感染が大きく拡がってきている印象です。
数日の発熱と咽頭痛や胃腸症状があるものの、ほとんどの方は軽症ですが、中には高熱が続いたり、嘔吐で脱水傾向になったりする場合もあります。
またCOVID-19は急性期の症状の重い軽いに拘わらず、後遺症が残ることがあるといわれています。当院にも、感染後に長く続く咳や息苦しさ、倦怠感などで受診される方がいます。
今やインフルエンザワクチン同様、発症を完全に予防するというよりも発症率を下げ重症化予防のためのワクチンとなっていますが、個人的には接種する意義はあるのではないかと考えています。
 
12月まではインフルエンザワクチン接種の方も多く、これまでの世代のコロナワクチンと時間をわけて行わなければならないことから、当面木曜日の13:30 から14:00のみ乳幼児用ワクチンを接種することにしました。小児科クリニックとして、ニーズがあれば年明けからはもう少し枠を拡大していければと考えています。
 
10月以降、特に夕方や土曜日は混雑し待ち時間が長くなってしまう状況となり、皆様には大変申し訳なく思っています。ゆっくり診察をご希望の方は火曜日から木曜日の午前中であれば比較的時間に余裕があると思いますので、どうぞご利用ください。
 
それでは皆様、深まる秋をお楽しみください。