2023/1/16

発熱外来対象の方が変更になりました

雪の少ない1月です。
ここ数日気温だけぐっと下がったので道路がつるつるですね。バランスを崩してしまい危うい状況に陥りながらも今年はまだ1回も転んでいません。素晴らしいです。
 
さて、年が明けてじわじわとインフルエンザAが増えてきました。先週は成人式に出席した方々がけっこう受診され陽性となっていました。近辺の小学校などはまだ冬休み中のため大流行には至っていませんが、この状況であれば学校が始まったら一気に流行しそうな気配です。
減っては来たもののコロナ陽性となる方もまだまだいらっしゃいます。症状だけでは判断が難しいためやはり検査が必要になります。
 
当院では1月5日以降、発熱外来対象の方を変更しました。
コロナとインフルエンザでは、まだ感染症の扱いが異なるので、コロナが否定できていない方のみ発熱外来該当となっています。
 
つまり、
・発熱後コロナのPCRをして陰性だった方
・発熱して24時間以降コロナの抗原検査をして陰性だった方
・コロナに罹ってから2か月以内の方
は、「コロナではない、多分大丈夫」と判断して一般外来で診察を行っています。
但し、自己検査の場合、24時間以降に検査をして陰性だったとしても上手に拭えていないと陰性になってしまう方がいます。場合によっては発熱外来で再検査をしますので、自身がどちらか迷われた場合にはお電話でご相談ください。
またかかりつけの方でWEBで予約できなかった場合は、時間を調整しますのでお電話ください。
 
14日土曜日に夜間急病センターの準夜当直でした。
現在急病センターでもコロナかインフルエンザか判断できていない方はハイリスクでない限り検査を行っていません。
つまり家族がインフルエンザ陽性で高熱が出たとしても、コロナが否定できていない場合には検査を行わない方針でした。翌日の当番医やかかりつけ受診を指示し、一人一人の患者さんに理由を説明するのが意外と大変でした。
 
コロナの感染症の分類が変わってくれば良いのですが、罹患後、長期にわたり倦怠感や微熱が続いたり、後遺症で大変な思いをされている方がある一定数いるこの感染症は、やはりこれまで経験したどの感染症とも違うなという印象です。
引き続き感染に気をつけて1月を乗り切りたいと思います。