2020/9/11
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10月5日からインフルエンザワクチン開始します |
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急に涼しくなってきましたね。 食べ物が美味しく気持ちがゆったりするので、私は秋が大好きです。 さて10月5日からインフルエンザワクチン接種が始まります。 予約開始は9月23日となっております。 毎年10月から12月の3か月間は、感染症とワクチン接種で患者さんが多くとても忙しいのですが、9月も中旬になった今日この頃の状況を見ると、今年はワクチン接種がメインになるのではないでしょうか。 今年はインフルエンザワクチン接種を受ける方が増えると予想されています。 クリニックでもワクチンを十分量確保しており、今年は診察券を持っているお子さんと成人の方、及びお子さんの保護者の方の接種をいたします。 予約が予想より多い場合には、途中から成人の方のワクチンを中止する可能性もありますので、当クリニックで接種ご希望の方はなるべく早めにWEB予約をお願いします。 またこの機会に、公費のワクチン接種を延期していた方は同時接種をお勧めします。母子手帳を見直してから予約をして頂きたいと思います。 このシーズンを迎えるにあたり、いろいろ考えなければならないことがありました。 感染症に気を遣うことなくワクチン接種に来院して頂きたい、でも体調の悪いお子さん達の診察もきっちり行いたい、というジレンマです。 札幌市では全てのクリニックに発熱外来の立ち上げを要請していて事前にアンケートも実施しています。 そして毎年流行するインフルエンザが流行りだしたら、どのようにインフルエンザ抗原検査をして対応していくかが検討されています。 ニュースなどでも話題になっておりますが、鼻腔をぬぐう検査は飛沫を広範囲に飛ばし、診察室内の汚染、検査をする医療従事者の感染リスクが上がります。 たとえインフルエンザが陽性でも、コロナとの混合感染は否定できません。 そういう理由で、コロナ流行期にはなるべく抗原検査はしない、成人であればインフルエンザの検査なしで薬を出して構わないという方針でした。 でも未来のあるこどもたちに疑いだけで薬をだすことは推奨されません。 手袋、フェイスシールド、ガウンのフル装備で、覚悟して抗原検査をしなければならないことを考えると、これまで発熱初期に行っていた検査はなるべく1回で済ませるように、発熱後24時間してから行うのが最も理にかなっていると思います。 またワクチン接種の方、定期処方の方が安心して来院できるように、この3か月間は診療時間帯を細かく分割しました。 いまや、無症状でも軽い鼻汁や下痢などでもCOVID-19を否定できないということがわかっているので、どこまでを感染症扱いとするかは難しいところなのですが、ワクチンやアレルギー疾患、便秘や頭痛などの定期処方の方と、感染疑いの感冒症状のある方の空間と時間を分けるしかないのかなと考えています。 また、手洗いや消毒を徹底して行うこと、クリニック内では皆様にもなるべくサージカルマスクを装着して頂くということでしょうか。(患者さんがCOVID-19陽性だった場合、ウレタンマスクを装着していると濃厚接触とみなされてしまったケースがあります。) 院内滞在時間をなるべく短くし、お互いの接触を減らすための診察方法やカルテの受け渡し方法の変更を日々考えています。会計はすでにクレジットカードの導入を始めていますが、ワクチンシーズンは利用される方が増えるのではないかと考えています。 一旦決めたことも、より良い方法があれば随時変更していこうと思っています。 なるべく皆さんの御要望にお答えできるようにスタッフ一同無い知恵絞って頑張ります! この冬も皆様の温かいご声援とご協力をお願いいたします。 |
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