2023/2/5

小児ドライブスルー外来

2月5日(日)の今日は、初めて小児科ドライブスルー外来が割り当られ午後の部の勤務をしました。現地に早めに到着すると、午前の部はまだ終わっておらず、知り合いの小児科先輩医師が車と処方場所を往復し奮闘しておりました。
今日は午前50名、午後50名の枠がすべて埋まっているとのことでした。
 
12月からインフルエンザとコロナの同時流行を鑑み、ある場所(なぜか非公開なのでここでは述べません‥)に札幌市内の医師(小児科か耳鼻科)・看護師・薬剤師・事務(医師会のスタッフ)が集まり、コロナとインフルエンザの同時抗原検査を行い処方まで行う期間限定の外来です。
外来と言ってもドライブスルーなので、勤務するスタッフは誇張なしに寒いです。やや薄めの防寒着とカイロを与えられ、ほぼ外での業務が午前と午後それぞれびっちり2時間半くらい続きます。柳内家で一番暖かい防寒具を中に着込み挑んだ次第です。
 
今日は耳鼻科の先生が検体採取、私と某耳鼻科の看護師さんで判定と処方を行いましたが、ひたすら車まで歩く→結果をお話し処方の相談をする→もどる→処方する→ひたすら車まで歩く→・・・以下続く・・・を繰り返す作業で、思ったよりハードでした。
午後はほぼ8割はインフルエンザA、1割コロナ、1割同時陰性というところでした。
 
12月25日から運用し1ヶ月以上経過しているので、多分最初の頃より手際もよくなっているのではないでしょうか。正味4時間の受付で100人に検査と処方を行うのですから、流れは素晴らしいと思いました。しいていえば、約束処方となっている薬の刻みが大雑把なのでちょっとその辺も説明しながらの投薬はやや大変でした。
話を聞くと医師会のスタッフさんたちは毎週と言っていました。本当にお疲れ様です。でもこの外来のおかげで小児科休日当番の負担はかなり減っていると思います。
ありがたいです♡
 
※小児科ドライブスルー外来の予約はこちら
 
さて2月11日(土・祝日)は当院が休日当番にあたっています。
コロナが二類感染症のうちは、コロナ流行以前のようにごちゃごちゃの待合室で待って頂くことは出来ずドライブスルー外来のようにスムーズにはいかないと思いますが、なるべく患者さんの負担を減らすように工夫して診察を行うつもりです。
 
明日からの来院もお待ちしております。